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色校正とラベル試作印刷:いつ必須となるか?

ラベルのサンプル印刷が必須となり、任意ではなくなるのはどのような場合ですか?

多くの企業では、ラベル見本の印刷をコスト増加や納期延長につながる工程と捉えています。
しかし、特定のケースではこの工程を省略すると、印刷ロット全体が不良品となるリスクがあります。
重要なのは、見本印刷を行うべきかどうかではなく、いつ必須となるのか、そしてリスクの程度に応じてどの種類のプルーフを選択すべきかです。

ラベル見本の印刷がほぼ必須となるケースは4つございます。第一に、色がブランド資産となる場合です。ロゴカラーや特徴的なパッケージカラーは非常に高い精度が求められます。わずかな色差でも、全体のブランド認識に影響を及ぼすためです。第二に、透明フィルム、シルバーデカール、クラフト紙など、新しい素材や印刷が難しい面を使用する場合です。これらの表面では、白紙とは色の見え方がまったく異なります。第三に、プレミアム商品や高級化粧品・医薬部外品のように、手触りと視覚的な鮮明さが訴求価値を左右する場合です。第四に、大ロットのご注文です。わずかな不具合でも数十万点規模に増幅されると、重大な金銭的損失につながる可能性がございます。

3段階のプルーフ:デジタルから試作生産まで

デジタルプルーフ(soft proof / digital proof):これは最も基本的なレベルで、レイアウト、本文内容、バーコードの位置、および全体的な色のバランスを確認するのに適しています。デジタルプルーフは低コストかつ短納期で対応可能ですが、実際の素材上での正確な色再現はできず、実際の表面感も確認できません。

実物貼付モックアップ(physical mockup):これは重要な中間工程です。実際の製造用素材に直接印刷し、実際のdie-lineに沿って型抜きし、お客様の実際のボトル・瓶・箱に貼付します。実物貼付モックアップにより、色味、接着性、製品上でのラベル比率、そして全体の仕上がり感を正確に評価できます。これは、ブランドカラー要件のある大半の案件に対してHirichが推奨するproofレベルです。

パイロットラン(試作生産):大口注文または高い耐久性が求められる製品について、パイロットランでは本番の量産ラインで少量ロットを試作し、その後、色味、接着力、耐熱性、耐湿性、摩擦耐性、および保管期間を含む全項目を確認します。

Hirichのサンプル承認プロセス:感覚を排し、データで最終決定

Hirichのサンプル承認プロセスにおける差別化ポイントは、あらゆるサンプル承認の判断を主観ではなく、測定可能なデータに基づいて行うという原則にあります。
プロセスは、入稿データのプリフライトチェックから始まり、その後、レイアウトおよび内容のご確認用としてデジタルカラープルーフを作成いたします。続いて、Hirichでは実際に量産で使用するのと同じ素材上に実物ラベルのサンプルを作成し、お客様の実製品に貼付したうえで、ブランド基準との色差(Delta E)測定レポートを添えてご提出いたします。
お客様には実物サンプル上でご承認いただきますが、これがそのまま基準サンプル(ゴールデンサンプル)として保管され、以後の量産ロット全体にわたり照合基準となります。
このプロセスにより、Hirichは、お客様に実際に生産されるものを正確にご確認いただけるようにし、期待値と実物の間にギャップが生じないことを保証いたします。

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