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包装印刷とシール印刷:直接印刷と別途ラベル使用、どちらが適していますか?

包装において:直接印刷とラベル貼付の戦略的な選択

包装印刷戦略を策定する際、基本的な意思決定の一つが、包装材へ直接印刷する方法(direct printing)と、個別の粘着ラベル(pressure-sensitive label)を使用する方法のどちらを選択するかです。これは単なる印刷技術の選択にとどまらず、生産コスト、在庫管理、情報変更への柔軟性、さらにはサステナビリティ戦略に至るまで、包装サプライチェーン全体に影響を及ぼします。

あらゆるケースに共通する答えはございません。最適な選択は、SKU数、各SKUの生産数量、情報更新の頻度、意匠性の要件、ならびに企業のサステナビリティ目標によって異なります。

包装印刷の4つの方法を比較する

直接印刷(ダイレクトプリント): 情報およびデザインを、包装資材の製造工程中にボトル、箱、または袋の表面へ直接印刷する方式です。利点: 極めて大量生産の場合、1単位あたりのコストが低く、ラベル貼付の追加工程が不要で、継ぎ目のない高級感のある仕上がりが得られます。最大の欠点: 柔軟性に欠けることです。情報を変更するたび(新しい成分、対象市場の新しい言語、販促、法規制の変更など)に、包装ロット全体の再印刷が必要となり、旧在庫の包装資材が使い切れていない場合には大きなロスにつながります。SKU数が多く小ロットの商品を扱う企業や、デザイン変更が頻繁な企業には適していません。

粘着ラベル(pressure-sensitive label):ラベルを別途印刷し、包装工程中または包装後に包装材へ貼付します。
メリット:デザイン、情報、言語を柔軟に変更でき、基材となる包装在庫に影響を与えずに最大限の柔軟性を確保できます。SKUが多い企業、複数市場向け展開を行う企業、または頻繁に販促を実施する企業に適しています。また、粘着ラベルでは、直刷りでは実現が難しい高級感のある加工(金箔押し、エンボス、スポットUVコーティングなど)も使用できます。
デメリット:貼付工程が追加されること、および製品上でラベルの端が見える場合があることです。

シュリンクスリーブ(shrink sleeve):ボトル全体またはボトルの一部を包み込むシュリンクフィルムです。メリット:複雑な曲面にも対応でき、広い印刷面積(360°)を確保できるため、印象的な視覚効果を実現できます。デメリット:コストが高めで、専用のシュリンク装置が必要です。また、PVC製スリーブはPETボトルのリサイクルを妨げる要因となります。

副ラベル(supplementary label):組み合わせソリューション:固定情報(ロゴ、製品名)を印刷したベース包装に、変動情報(言語、成分、プロモーション)を記載した副ラベルを追加貼付します。多市場へ輸出する企業様に適しています。

ラベルが在庫コストの最適化と無駄の削減に貢献する場合

ステッカーラベルの戦略的な利点として見落とされがちなのが、デッド在庫となる包装資材を削減できる点です。直接印刷の場合、企業はSKUごと、また市場ごとに個別の包装を印刷手配する必要があり、その結果、在庫として抱える包装品目数が非常に多くなります。あるSKUの生産が終了したり、処方が変更されたりすると、事前に印刷された包装材はすべて廃棄物となってしまいます。

ラベルシールを活用することで、企業は共通のベース包装(無地ボトル、無地箱)を一定量在庫として保有し、必要に応じてラベルのみを変更できます。これにより、在庫コストを削減できるだけでなく、情報の陳腐化によって廃棄される包装材の量も大幅に削減できます。これは、サステナブルな包装印刷という目標に対する実践的な貢献となります。Hirichは、企業に対して各選択肢の総保有コスト(total cost of ownership)を分析するようご提案し、在庫、無駄、包装の陳腐化リスクといった隠れコストも含めて検討することで、長期戦略に適した意思決定を支援いたします。

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